【東近江】東近江市永源寺高野町の佐々木司さん(48)が、ネパールのヒマラヤ山脈にある標高8163mの山「マナスル」登頂を目指す。9月の登頂を控え、その遠征壮行会がこのほど、平田コミュニティセンターで開かれた。
佐々木さんは大阪府堺市の出身。高校、大学は空手道部に所属し、卒業後は会社員として働いた。登山を本格的に始めたのは2012年、36歳の時。大山(鳥取)で開かれた登山のスポーツイベントに出場したのがきっかけだった。登山にのめり込み、東近江市の鈴鹿10座ツアーガイドとして活動する一方、登山家の聖地、ネパールのヒマラヤにも胸を膨らませた。
19年にはヒマラヤ・ヤラピーク(5520m)、22年にはヒマラヤ・アイランドピーク(6180m)を登頂。アイランドピークのアタック途中、心身の疲労がピークの中、目の前に広がるヒマラヤの山々を眺めた。「8000m級の山だとどうなるのだろう」と、マナスル登頂の準備を始めた。
現在は東近江市に移住し、東近江市の里山の自然環境や文化、生態系に親しむことができる環境教育施設「東近江市 布引の森」(日野町北脇)の職員として働く佐々木さん。この日の壮行会では、主催した雪野山クライミングクラブの仲間をはじめ、佐々木さんの両親も駆けつけて登頂成功を願った。また、日本隊によるマナスル初登頂の立役者でもある西堀榮三郎の軌跡も紹介された。
これまで登ったヒマラヤの登山記録などを伝え、マナスル挑戦への決意を語った佐々木さんは「東近江市とネパールのつながりを深めるきっかけにもなれば」と話した。
佐々木さんは8月30日にネパールのカトマンズに向け出発し、その後マナスルの玄関口といわれるサマ村へ。登頂ルートのベースキャンプで高所順応した後、9月末頃を目安にアタックする。








