各種団体代表らが参加 市民が織った千羽鶴献呈
【近江八幡】「終戦の日」を前に近江八幡市の「第13回平和祈念式」が3日午前10時から市文化会館大ホールで開かれ、各種団体の代表ら約190人の市民が参加し恒久平和を祈った。
式辞に立った小西理市長は「幾多の尊い犠牲を重ねて迎えたあの暑い夏の日から数え、79回目の夏が巡ってまいりました。本市においても戦後の苦難を乗り越え、豊かな自然の息吹に溢れ、古き歴史に文化に育まれたまちとして発展を遂げてまいりました。これもひとえに多くの先人のご努力の賜物であり、改めて深甚なる敬意を表します。今の平和な状況と今日の繁栄が、先の大戦での大きな犠牲のもとに成り立ち、築き上げられたことを決して忘れることなく、深く心に刻まなければなりません。戦後生まれの市民が人口の9割近くとなり、過去の出来事として語られてしまうことを危惧する中で、戦争体験や教訓、平和への願いを後世に繋いでいくことが必要であると強く感じています。今後とも戦争の悲惨さ、そして平和の尊さを次世代に伝えていかなければならないことをお誓いします」と述べた。
続いて、市遺族会の井上亮一副会長が「世界各地では依然として戦争や地域紛争が後を絶たず、多くの人々の尊い命が失われ、また、傷つき、苦しんでおり、世界平和の道のりは、いまだに遠いことを痛感せざるを得ません。戦争の教訓を心に刻むとともに二度とあのような惨禍を繰り返すことのないよう世界の恒久平和の実現に更なる努力を続けることを固くお誓いします。戦没者のご冥福をお祈りするとともに今後とも我が国の繁栄と平和を見守ってください」と追悼の言葉を述べた。
このあと、出席団体代表らが順番にステージに設けられた「平和祈念之碑」に白菊の献花を行い、戦没者の霊に手をあわせるとともに恒久平和を祈願した。平和と核兵器廃絶平和都市の宣言に続いて、市内の市立小・中学校16校の児童・生徒と市民によって折られ、糸通しされた約7千羽余りの折り鶴が、小西市長と嶌本深照実行委員長に献呈された。千羽鶴は、戦争のない平和を願う象徴として広島、長崎に届けられる。
平和への誓いでは、戦跡訪問研修事業に参加した小学生の感想文や中学生が平和学習で学んだ平和についての作文を発表した。








