京都府とびわこ学院大・短大が締結
【東近江】 京都府とびわこ学院大学・同短期大学部(東近江市布施町)はこのほど、学生の就職活動支援や府内企業への就職支援のため、就職支援協定を締結した。
この協定は、京都府が若い人材の流出に歯止めをかけようと、2018年から府内外の大学・短大との協定締結を進めているもので、今回で85校目(京都府内44校、滋賀県内5校、京滋を除く近畿地方15校、首都圏21校)。
企業におけるインターンシップ
学内での合同企業説明会など8項目
府商工労働観光部によると、人材獲得に力を入れる背景には、府内の卒業生のうち府内企業に就職するのは2割弱で、他府県と比べて低い課題がある。
「府内には素晴らしい企業が多いが、学生は知名度のある企業に興味をもってしまう。企業を知ってもらい、選択肢に入れてもらうことが重要」と担当者は話す。
近年は取り組みが功を奏し、協定を締結した府外の大学から府内の中小企業へ就職した学生数は1200人を超える。
大学側にとっても、少子化の中で就職に強い大学が求められ、「(就職先を)選ぶのは学生。(就職支援の)メニューをたくさん出したい」としている。
協定内容は、▽企業におけるインターンシップ(就業体験)、▽学内で行う合同企業説明会の開催、▽就職活動に支援を必要とする学生に対する連携促進、▽学生やその保護者などに対する京都府内の企業情報、各種イベントなどの周知―などの8項目。
協定の今後の活用について京都府商工観光部雇用推進課の湯川卓宏課長は、「府内の企業を就職の選択肢に入れてほしい。就職活動の前段階で府内の企業を知ってもらう取り組みを進めたい」とした。
沖田行司学長は、「インターンシップもカリキュラムに入れて、現場に強い応用力を身に付けさせたい」とし、「どんなところに、どんな人材が求められているか、雇用の情報がもらえる。それが一番大きい」と歓迎した。







