近江八幡市水産協議会 緑の少年団員が稚魚放流
【近江八幡】びわ湖の魚介類の慰霊法要および漁業資源の保全と発展を祈る近江八幡市の「漁業まつり」が1日、長命寺町の西方寺で行われた。
市内の漁業組合等でつくる同市水産協議会が毎年8月1日に実施しており、コロナ禍でも魚介法要は続けてきた。
長命寺港の近くの西方寺本堂に水産業関係団体の代表、市の行政関係者、同市緑の少年団合わせて約40人が参加した。
「慰霊法要」では、本堂内に読経が響く中、参列者がひとり一人焼香して、人々の生活を支えてきた魚介類の霊を慰めた。
法要で同協議会の奥井敦史副会長(40)は「母なるびわ湖に育まれている魚介類は、古来より生命を犠牲にし、私たちの食生活に大きな貢献を果たし、びわ湖や近江八幡市の活性化に大きく寄与するとともに日常生活の潤いをもたらしてくれる尊いものです。魚介類の大きな恵みに感謝するとともに心からその冥福を祈ります」と追悼のことばを述べた。
法要のあと、長命寺港から緑の少年団員12人と関係者を乗せた2隻の船が沖合に向かい、団員らがバケツに小分けされたニゴロブナの稚魚600匹を「大きくなってね」と声をかけながら順番にびわ湖に放流した。
緑の少年団は、びわ湖を囲む山々の森林の豊かな自然が守られてこそ、びわ湖の水環境が保たれ、さまざまな生態系に大きな恩恵を与えていることから、コロナ禍を除き毎年参加している。








