実習茶園で煎茶と玉露 6月中旬、同高で販売会
【東近江】 八日市南高校食品科の茶摘み実習が22日、奥永源寺地域の政所町にある茶園で行われ、同科2年生25人が新芽の茶葉を手摘みで収穫した。
奥永源寺地域は政所茶の生産地として知られる。八日市南高校の生徒は、地域農業の担い手として求められる職業観・勤労観の育成を目的に、9年前から茶園(約300平方メートル)を借り受け、煎茶や玉露の生産に取り組んでいる。
実習ではこれまで、土づくりのために油かす肥料を混ぜ入れたり、玉露栽培のために日光を遮るネットをかける作業に取り組んできた。
この日の茶摘み実習では、まず地元の農家から手摘みの方法について、枝をやわらかく握って、茶葉を引き抜くように収穫するよう教わり、生徒は黄緑色に輝くやわらかな新芽の茶葉を丁寧に摘み取っていった。
午前から始めた作業は、昼食休憩をはさんで約5時間かかり、25キロ以上の茶葉が収穫された。茶葉は蒸気で蒸し、乾燥させ、煎茶に仕上げる。玉露の収穫は来週を予定している。
指導する山岡剛教諭は、「今年も天候に恵まれ、良好な生育となった。生徒たちが丹精込めて手摘みで収穫したお茶をぜひ味わってほしい」と話していた。
同高での販売会は、6月中旬頃を予定している。







