当日の流れ、安全対策、役割分担「心一つに安全に揚げたい
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【東近江】 11年ぶりの100畳敷大凧飛揚(5月2日、東近江市ふれあい運動公園)を前に、飛揚に携わる参加者を対象にした説明会が大凧会館で開かれ、当日の流れや安全対策、役割分担についての説明が行われた。
はじめに主催の東近江大凧保存会の山田敏一会長が「心を一つにして大凧を安全に揚げたい」とあいさつ。後援の東近江市からは山本成靖・文化スポーツ部長が「文化継承を重点に、安全対策をしっかりして実施したい」と述べた。
100畳敷大凧は、縦11・8メートル、横約11・1メートル、重さ約700キロにもなり、揚げるには100人以上の人出が必要となる。このため、今回の飛揚は、保存会のメンバーのほか、製作に関わった市民が引き手などとして参加する。
説明会では、大凧が揚がってからは、小凧のように人力で操作するのはほとんど不可能であり、必ずどこかに落下するため大きな危険が存在すると注意事項を挙げた。
このための安全対策として、飛揚と観覧のエリアを完全に分ける。具体的には、大凧を空中で固定する重し(アンカー、20トンの散水車)を中心に半径200メートル(半円)は、飛揚エリアとして立ち入り禁止の制限をかける。
当日の開催有無は、午前7時に大雨・洪水・暴風警報または強風・雷注意報が東近江市・彦根市に発令された場合、中止とする。
また、準備中に警報・注意報が出るか、風速9メートルを超える地上風が吹いたり、琵琶湖側以外の風向き(東風、南風)となっても中止するとした。
役割分担では、大凧飛揚の仕組みを動画で紹介した後、凧の支え手、綱を引く引き手、風向きを知らせる旗などの役割の説明が行われたあと、各担当に分かれて細かく打ち合わせた。
市内能登川地区から参加した男性(71)は、「伝統文化継承の一助になりたいと思い参加した。まず、11年前の事故を教訓にして安全に飛揚させたい」と話していた。







