チェック体制を強化 近江八幡市教委
【近江八幡】近江八幡市は22日、中学生徒の学校給食費を誤徴収する間違いがあったと発表した。
誤徴収は、昨年の令和5年4月に私立中学校に入学した生徒の同年度分の学校給食費4万8730円(月額4430円×11か月分)を徴収していたもので、生徒の保護者からの指摘により判明。誤りの説明と謝罪をし、全額を還付した。
ことし4月12日、通帳に不明な引落があることに気付いた保護者(母親)から問い合わせを受けた銀行が、学校給食センターに問い合わせして誤徴収が判明。市は保護者に謝罪の上、30日に給食費を口座に振込、還付した。
25日に保護者(父親)から誤徴収の経過と原因および再発防止について説明を求められ、5月1日、面談して経過等を説明し、理解を得た。
今回の事案を受けて他に誤りはないか、学校給食費が公会計になった令和4年度以降の全ての児童、生徒(計6855人)の徴収状況を調査したところ、長期休学中であった中学生がことし2月に復学するまでの2か月分(2月分と3月分)の給食費は、その半額(4425円)を減免すべきところができていなかった間違いと、今年4月に転校した中学生の4月分の給食費(4430円)を誤って徴収していたことが分かり、いずれも保護者に説明のうえ謝罪し、21日に還付した。
市は、毎年4月に各公立小・中学校から提出される新入生児童と生徒の名簿と学校給食センターで管理している児童生徒の給食台帳の照合を職員2人で行っているが、誤徴収した生徒の名前が通学する中学校から提出された名簿に記載されていなかったにも関わらず、見落としてしまっていたことが原因とし、学校との連携不足もあったとしている。
今後は、学校に依頼する給食の名簿は、新入生を加えた在校生すべてとし、紙ベースでなくデータでの提出に統一するとともに、給食台帳の照合には紙ベースでの目視だけでなくデータシステムを活用し、3人以上の職員による確認体制をとる、四半期ごとの給食費徴収額と徴収すべき児童生徒の人数分の合計額のチェックを行う、再発防止に向けた職員研修を行うなどの対策を講じることにした。
安田全男教育長は「認識の甘さから漫然とした事務処理方法を重ね、当該保護者の皆様ならびに市民の皆様に大変なご迷惑をおかけしましたことに対し心からお詫び申し上げます。今後はトリプルチェック体制での確認作業を徹底し、再発防止に努めてまいります」とのコメントを発表した。






