地元で公式戦2連戦 18・19日
【東近江】 東近江市を拠点に活動する女子硬式野球チーム「東近江バイオレッツ」は、今シーズン初めての公式戦をきょう18日と19日、地元の湖東スタジアム(東近江市池庄町)で迎える。バイオレッツに入団して3年目で、今年から主将を務める戸室知奈美選手も「応援や支援していただいている地域への感謝の気持ちを結果で恩返ししたい」と力を込める。大会3連覇に向けた戦いが始まる。
地域の市民や企業が支援する地域密着型チームとして発足し、今年で7年目を迎えたバイオレッツ。これまで西日本大会や関西大会を制覇し、全国大会でも最高3位の成績を収めるなど、全国で競技人口が増える女子硬式野球界で存在感を放ってきた。
現在バイオレッツには選手20人が在籍する。出身は北海道から沖縄県までと幅広く、活動や仕事以外にも地域の奉仕活動や行事に参加するなど地域密着型チームを掲げて日々の練習に励んでいる。今シーズンから主将を務める戸室選手もその一人だ。
戸室選手は、女子硬式野球部がある京都両洋高校、大阪体育大学の出身。大学時代は主将を務め、大学日本一に輝いた経歴を持つ。大学卒業後、野球を続けるか悩んでいたところに高校時代の恩師、上田玲監督(東近江バイオレッツ総監督)から声をかけられ、バイオレッツを支援する地域の温かみと日本一を目指す選手らの向上心に触れ、入団を決めた。
今年のチームの特徴を「つなぐ野球」と語る戸室選手。昨年、選手4人の退団があり、選手の守備位置などが大きく変わった。公式戦に向けた実践を重ねるため4月は練習試合の数を増やし、5月の大型連休は広島と福岡に遠征して強豪チームと対戦するなど強化を図ってきた。課題も明確になり、「打てなくてもつなごうとする野球へと選手たちの意識が変わってきた」と成長を実感する。
バイオレッツは18日と19日の両日に開かれる2つの公式戦に出場する。18日は、関西女子硬式野球連盟が主催する関西女子硬式野球リーグ(ラッキーリーグ)エキスパートリーグ1部の第1節(午前10時~)が、19日は第15回関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント大会E1Aの1回戦(正午~)が行われる。入場は無料。
地元開幕戦を前に戸室選手は「関西大会は2連覇しているが、チームも大きく変わったので王者ではなく挑戦者の気持ちで目の前の一戦一戦をしっかり戦いたい」と意気込む。







