昨年8月豪雨で愛知川から出土 地域資源として観光・学習材料に活用へ
【東近江】 愛知川の自然と生態系の再生に取り組む愛知川清流会はこのほど、昨年8月に出土した「180万年前(推定)のメタセコイア化石樹」屋外展示棟のお披露目式を行った。
化石樹とは、太古に生育した樹木が土砂に埋もれ化石となったもので、愛知川では1990年にも大小22個の化石樹(根株)が発見されている。
今回出土した化石樹は、昨年8月の豪雨によって愛知川が増水したことで出土し、下流に流れたのち同会の清掃作業中に山上町周辺の河道で発見されたもので、そのまま放置していると貴重な地域資源が失われることから、県・市の許可、協力を得て河道から搬出し愛知川漁業協同組合事務所横で保全、展示されることになった。
川戸英司会長は「観光資源として、また小中学生が地域を知る学習材料として、有効に活用していきたい」と話していた。
お披露目式に出席した小椋正清市長は「我々は歴史の上に生きていて、その意味で永源寺にはすごく宝物が残っている。(化石樹は)大変貴重なもの。しっかりと後世に伝えていきたい」と述べた。
展示中の化石樹は高さ約1・5メートル、直径約2メートル。屋外展示棟で自由に観覧することができ、今後、市環境部森と水政策課が所管する「エコツーリズム」において化石樹の見学を含むツアーの提案などが計画されている。










