踊り料の一部を充てる
【東近江】 西市辺の「裸まつり」を執り行う若連中が、能登半島地震の義援金にと、1月7日に斉行した祭りの祈祷料にあたる踊り料の一部を中央共同募金に寄付した。
同祭りは、東近江市西市辺町の報徳寺薬師堂で毎年行われているもので、ふんどし姿の若者が良縁や長寿、厄除け、五穀豊穣などを願い、天井に吊るされた繭玉(まゆたま)を奪い合う奇祭として知られている。鎌倉時代から続き、滋賀県選択無形民俗文化財にも指定。コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となった今年は、15歳から満35歳までで構成される若連中(約20人)が参加し、活気が再び戻った。
祭日が1日に発生した能登半島地震の直後であったことから、被災地のための義援金になればと若連中や若連中のOBにあたる中老世話人会らで話し合い、踊り料の一部を寄付することに決めた。13日、代表で中村勇斗さん(32)と、高木雅仁さん(30)、中老で世話人会の森稔之さんが東近江市社会福祉協議会に足を運び、中央共同募金に10万円を寄付した。
中村さんは「地震から間もなく祭りがあり、踊り料の一部でも支援につながればと寄付を決めた。祈祷などを行う祭事で集まったお金なので、こういった形で被災地の支援のため使ってもらうのが一番良い」と述べ、高木さんも「さまざまな状況で困っておられる被災地の方々に届けば」と話した。







