子育て支援へ寄り添い 1歳になるまで月1回
【近江八幡】近江八幡市の「おむつお届け みまもり便」の出発式が11日、市役所前で行われ、運行を開始した。
子育てを支援する取り組みの一つとして誕生から1歳になるまでの乳児に毎月1回、希望するおむつ等を子育て世帯に無償で支給するもので、県内4例目。配達されるおむつは、紙製と布製の別があり、紙製は3つのメーカーの5商品からサイズ、入り枚数を選べる。布おむつは2商品から選べる。おむつが不要の場合は、おむつカバーを希望できる。毎月の支給はいずれか1点。土、日曜、祝日は運休。1回目と6回目の配達時にはゴミ袋(小)も届ける。
配達は、市の委託を受けた生活協同組合コープしがが行い、動物や花のデザインがラッピングされた3台の軽ワゴン車で子育て経験のあるコープしがの配達員「HATI―PI(ハチピー)メイト」が訪問し、届け時に母親と育児についての会話や悩みに耳を傾け、育児不安の解消や子育ての孤立化を防ぐ役割も担う。
配達車のラッピングの上には「子どもが生まれきたことの喜びや感謝、子どもの未来への希望」など、親の思いや子どもが描いた絵を自由に書き添え、地域に子育てを応援するメッセージの広がりをめざす。
今年度の配達対象世帯は約600世帯で、運営事業費約3300万円のうち、半額をふるさと納税寄附金を活用する。配達の申込みは、市役所での出生届けの時に受け付ける。
出発式で小西理市長は「核家族化が進む中で、お母さん方の子育てにいろいろ課題があり、育児について身近に相談できる人がいないという声を聞いております。(先行の)東近江市のアンケート調査では、おむつ届け便は、大変助けになっているとの結果を聞き、近江八幡市でも取り組むことにしました。4月からは0歳児から大人になるまで継続的な子育て支援に取り組めるよう子ども家庭センターを設置しました。(施策を講じて)近江八幡での子育てはしやすい、また、楽しくできるように取り組んでいきたい」とあいさつした。







