作品を入れ替え64回目 絵画愛好者グループ「八美会」
【近江八幡】近江八幡市の絵画愛好者グループ「八美会」が、市立総合医療センターで入院患者や来院者の心を癒す作品展を開いている。
同センターのオープン(2006年10月)を祝って開いた作品展をきっかけに平成20(2008)年2月から続けているもので、春、夏、秋、冬の四季の移り変わりに合わせ、3か月に一度年4回展示作品を入れ替えている。
展示は、会員が描いた油絵、水彩画で、季節感がある風景画や花など心の癒しや安らぎを感じてもらえる作品を選んでいる。
64回目の今回(6月末まで展示)は、合わせて20点を展示。先月29日に会員が集まり、常設展示会場となっている2階廊下の壁面に飾った。展示は通行する人が額縁に接触することがないように作品の大きさに合わせて、飾り付ける高さを考慮したり、額にガラスを入れないなど、安全性に配慮している。
これまでの展示で、作品を鑑賞した人から「描かれている風景画になつかしさを感じる」や「展示を楽しみにしている」などの声が寄せられている。中には「展示作品を譲って欲しい」という声もあったという。これまでに同センターから2回の感謝状が贈られている。
同グループは、55年前に市内の愛好者で発足。市内でも歴史ある文化団体で会員の定期作品展や交流にも力を入れている。現在、市内のほか、県内各地から32人の会員で構成。60歳後半から最高齢95歳の愛好者が絵画を楽しんでいる。
副会長の肥後訓次さん(79)は「入院患者さんや来院者、医療従事者のみなさんに少しでも、癒しになればうれしく思います。展示を楽しみにしていただいている人もあり、活動を続ける会員の励みになっています」と話している。







