銀行、商工会議所、市、大学生が参画
【近江八幡】大学生の参加を得て西の湖周辺の活性化を検討する「あづち・はちまん『Go for Boost』Meeting」の初会合が22日、白雲館で開かれた。
地域貢献事業の一環として三菱UFJ銀行草津支店が、安土町商工会、近江八幡商工会議所、近江八幡観光物産協会、市に参画を呼びかけて取り組むプロジェクトで、大学生は立命館大学の国際経営学科1年・平井開陸さん(東近江市今堀町出身)と情報理工学部1年・武田翔真さんが参加した。
若い世代向けの事業案模索
違った視点の新しい取り組み
午前10時から開かれた第1回ミーティングでは、西の湖畔の西の湖すてーしょん(安土町下浦町)を拠点とした周辺地域の観光資源や文化、開設されている地域施設等を有効利用する新しい活性化のアイデアを模索し、その事業化に向けた課題の掘り下げや将来性などの検討をテーマとし、その結果を提言としてまとめる。
同支店は、今後の議論の中で考え出された事業アイデアの収益性等、経営の観点からアドバイスする。
参加者からは、西の湖周辺はラムサール条約に登録され、豊かな自然や地域文化、産業が形成され、魅力的な観光資源に恵まれていることなどが紹介され、活性化へのヒントを探った。
このあと、西の湖すてーしょんに向かい、和船に乗って西の湖を周回。広いよし原や水鳥、ツバメのねぐら、復活し始めた淡水真珠、モロコの増殖など、西の湖の現状に知識を深めた。
今回のミーティングを企画した三菱UFJ銀行草津支店の川尻修司支店長(44)は「船で西の湖をまわってみて知り得た知ことがいろいろありました。地域で仕事をさせてもらっている一員として、お役に立てること、地域と一緒に取り組んでいけることを若い人と一緒に考えいきたい」と議論の成果に期待を寄せた。
また、尾賀康裕・近江八幡商工会議所会頭(69)は「西の湖の資源を活用した事業ができるようお手伝いできればと思います。事業化する魅力づくりにどういう取り組みが必要なのかを若い学生さんの意見に耳を傾けながら西の湖の活性化案を探っていたい」と話した。
大学生の平井さんは「西の湖を巡ってみて、広いなと感じました。同時に魅力もありました。この魅力をどのように発信し、若い人たちに感心を持ってもらうか、考えていきたい」と話した。
ミーティングは、6~9か月をかけて意見交換を行い、西の湖周辺の活性化に結びつく事業化案を産官学連携も視野に入れながら検討を進める。そのコンセプトや具体策を来年3月にとりまとめることにしている。







