「日野の伝統料理を継承する会」が監修
【日野】 一般社団法人海と日本プロジェクトin滋賀県はこのほど、「日野の伝統料理を継承する会」監修のもと日野町の郷土料理「鯛そうめん」が手軽に楽しめるインスタント商品を開発した。
鯛そうめんは、県外へ商売に出ていた近江商人が祭りの日に合わせて帰郷した際、貴重な鯛を使った「ごちそう」として客人にふるまったとされる伝統料理で、現在でもハレの日に食べる特別な料理として日野町の家庭に受け継がれている。
インスタント商品化は海を介して人と人がつながる事業を推進する同法人が、海のない滋賀県で海の魚である「鯛」を使った同郷土料理に注目して企画。長浜市の郷土料理「鯖そうめん」のインスタント商品を同法人と共同開発した実績のある辰誠農林水産株式会社(長浜市)と連携し、地域の食文化を次世代へ伝える活動を行う「日野の継承料理を伝承する会」へ監修を依頼して昨年10月から試作を開始した。
製作にあたっては、「町を代表する料理として妥協はしない」と5回の試食検討会を開き、半年間の試行錯誤を経て、ついに同会がつくった鯛そうめんを再現するこだわりの逸品をつくりあげた。
記者発表会で完成品を試食した堀江和博町長は「出汁とそうめんのからまり具合が絶妙で、麺もやわらかすぎずちょうどいいかたさ。とてもおいしい。どこに出しても恥ずかしくない鯛そうめん」と太鼓判を押し、お土産として持ち運びしやすい形状で日持ちすることから「日野を離れた人が故郷の味を持ち帰ることもできるし、町外の人にも興味をもってもらえる良いきっかけになる」と期待を寄せた。
商品名「日野祭のごちそう鯛そうめん」(フリーズドライ)は一食入り1200円(発売記念価格)。23日から日野まちかど感応館で販売されている。








