石山寺境内で本物を体感 物産館も
【大津】 放映中のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部とゆかりの深い石山寺(大津市石山寺1)境内でこのほど「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」と企画展「源氏物語 恋するもののあはれ展」がオープンした
石山寺明王院を会場に開設された「大河ドラマ館」では、同ドラマのテーマを掘り下げた展示を行う。ドラマの主人公・まひろ(紫式部)を演じる吉高由里子さんによるウエルカムVTRや登場人物相関図、劇中で吉高さんが身に着けた衣装、キャストのサイン色紙などを展示。また4Kシアターコーナーでは「平安の世を生きる~そのひと筆に込めた想(おも)い~」と題し、専門家による貴族文化についての解説や吉高さんとききょう(清少納言)役のファーストサマーウイカさんが語る撮影の裏側などのインタビューを放映している。
一方、「もののあはれ展」は同寺世尊院が会場。平安時代の「恋」をテーマに、イラストレーター・日菜乃さんによる掻き下ろしイラストの展示やアーティスト・あたらよさんによるオリジナル楽曲のミュージックビデオ限定上映、色・香り・花をモチーフに平安時代の文化を体感できるコーナーなどを設けている。
また、同日に同寺拾翠園でドラマに関連して開発された土産品などを購入できる物産館「紫―MURASAKI―」もオープンした。
開館初日、同寺東大門前でオープニングセレモニーが催された。佐藤健司・大津市長や鷲尾龍華・同寺座主など大津市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会の関係者の他、紫式部ゆかりのまちのまちとして昨年6月に大津市と連携協定を結んだ京都府宇治市の松村淳子市長、福井県越前市の山田賢一市長も来賓として出席、さらに、ファーストサマーウイカさんもスペシャルゲストとして参加し、県立石山高校音楽科生徒による同ドラマテーマ曲の演奏とテープカットで新しいスポット誕生を祝った。
セレモニーであいさつした佐藤市長は「多くの人に紫式部が訪れた本物の場所を体験してもらうとともに、平安時代、紫式部、源氏物語をテーマとして市の観光を大いに盛り上げていきたい」と語った。
各展示や境内を見学したファーストサマーウイカさんは「展示は体感できるものが多く、1000年の時を越えて紫式部と同じ場所に立っているというここでしかできない体験ができた」と感想を述べていた。
各展示ともに展示期間は2025年1月31日まで。期間中は原則無休。開館時間は午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)。各入館券は中学生以上600円、小学生300円。石山寺に拝観する場合は別途入山料(中学生以上600円、小学生250円)が必要。入山料セット券(中学生以上1000円、小学生450円)もある。







