県立陶芸の森で「岡本太郎アートの夢」展
【甲賀】 甲賀市信楽町勅旨の県立陶芸の森陶芸館で12月17日まで特別展「岡本太郎アートの夢―陶璧・陶板・21世紀のフィギュア造形~大衆にじかにぶつかる芸術を~」が催されている。
芸術家・岡本太郎(1911~1996)は「一般大衆にじかにぶつかる、社会に開かれた芸術を実現したい」と記し、公共的な空間に作品を設置するパブリックアートとしての陶芸作品を多く手掛けている。特に、1960年代以降、「坐(すわ)ることを拒否する椅子」や大阪万国博覧会のモニュメント・太陽の塔「過去の顔(黒い太陽)」などの代表作を信楽で手がけており、その芸術への思いは地域に根付いている。
また、岡本の大衆に向けた芸術の姿勢は、世界から注目される現代のアニメ・マンガのキャラクター造形にも垣間見ることができる。
同特別展では、〈芸術の大衆化〉をテーマに、近代の建築装飾陶器、パブリックアートや量産品のデザインを手掛けた岡本太郎らの作品を紹介。またフィギュア造形の世界や壁画の可能性を併せて取り上げている。
陶芸の森では7月15日~9月24日まで「パート1」として展示を実施、幅広い年代の来館者が身近で独創的なアートを鑑賞した。
9月26日からは「パート2」とし、一部展示を充実させて開催している。陶芸の森は「岡本太郎が想(おも)い描いた夢の先、21世紀アートの息吹を感じてほしい」と期待している。
同展の入場料は、一般700円、高大生530円、中学生以下無料。毎週月曜日休館。開館時間は午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)。
同展に関する問い合わせは陶芸の森(TEL0748―83―0909)へ。また、陶芸の森ホームページ(https://www.sccp.jp/)も参照すること。






