がん患者の寄り添う24時間かけたチャリティー・イベント
【大津】 学生が主体となり、地域全体でがんと向き合い、がん患者とその家族を支え、がん制圧を目指すチャリティー・イベント「リレー・フォー・ライフ ジャパン2023滋賀医科大学」が14日正午から15日正午までの24時間かけ、大津市瀬田月輪町の同大学中庭で実施される。
「リレー・フォー・ライフ」は1985年アメリカから始まり、現在30か国以上で実施されているチャリティー活動。
県では2014年に近江八幡市沖島町の休暇村で初開催され、16年以降は同大学に会場を移して年に1回実施。学生が主体となって実施しているのは同大が全国唯一となる。
同大会場は通算7回目となるが、18年以降は台風や新型コロナウイルスの影響で中止やオンライン開催が続いており、学外からの参加者を迎えて対面で行うイベントは5年ぶりとなる。
当日行われる企画は次の通り。
▽「夜通し続くリレーウォーク」=参加者がたすきをつないで同大中庭を夜通し歩き、「がん患者は24時間がんと向き合っている」という思いを共有し、明日を生きる勇気を分かち合う。誰でも参加可能。
▽「ルミナリエセレモニー」=がんで亡くなった人や闘病中の人へのメッセージをキャンドルの光りで浮かび上がらせる。
▽「ステージイベント」=がんサバイバーで緩和ケア医の大橋洋平氏による「GIST(胃粘膜下腫瘍)の闘病生活と自身の活動について」(14日午後2時35分~)と同大学消化器内科の森田幸弘助教による「胃がん検診について」(15日午前10時20分~)の講演を同大大講義室で行うほか、楽器演奏やダンスなどを予定。
▽「ブース」=がん啓発、がん相談、グッズ販売、マッサージなどを予定。
また、実行委員会では小児がんに対する啓発や参加者交流の場なども企画している。
このほど同実行委で同大3年の小嵜健吾実行委員長と同年の吉田莉菜渉外局長が県庁で記者会見を開いた。吉田局長は「これまでがんに関わりのなかった人もぜひ参加して、がん患者や家族のことを知ってほしい」と述べ、小嵜委員長は「若い世代に取り組みの輪が広がれば」と期待を語った。
当日、入場は無料だが、参加協力金として任意で一般600円、学生300円(がんサバイバーと高校生以下は無料)の寄付を募っており、グッズ販売などの売り上げと合わせ、収益は公益財団法人日本対がん協会へ寄付される。






