第56回県政世論調査単純集計結果〈速報値〉
【県】 県はこのほど、今年実施した「第56回滋賀県政世論調査」の単純集計結果をとりまとめ、速報値として公表した。それによると、「県への定住意向」は微増したが、「県に対する誇り」、「県政への関心」は昨年より減少した。
同調査は、県基本構想に則した「満足度」「要望度」や県政の当面する主要課題などをテーマに、県民の意識・意向を調査し、今後の施策や県政運営に反映させるための基礎資料とすることを目的に、毎年実施されている。
「公共交通整備への不満」13年連続1位
自然環境や子育て・出産・介護へも関心高め
今年は7月10日~26日、県内在住の満18歳以上の個人3000人を対象に郵送とオンラインの併用でアンケート調査が行われた。有効回収数は1880人(有効回収率62・7%)。
同速報によると、今年度の県への定住意向は「住みつづけたい」が76・0%となり、昨年の75・5%より0・5ポイント増加した。一方、「住みつづけたいとは思わない」は3・4%で昨年の4・0%より減少している。
また、県に対しての誇りを「持っている」と「どちらかというと持っている」と回答した人は75・0%で3年連続の減少となった。
さらに県政について「関心がある」と「まあまあ関心がある」と回答した人は60・7%で昨年の65・6%より減少し、2014年以降の10年間の数値では、19年の58・1%に次いで2番目に低くなった。
今年新たに調査項目に加えられた県の情報発信の満足度を問う設問では、「満足」48・6%、「不満」と49・2%となり、不満が満足を上回った。
県民生活への満足度を問う設問では、満足度の高い分野として「健康的な日常生活を送れていると感じるか」が77・5%で5年連続1位。次いで「琵琶湖や山といった身近な自然や環境は守られていると感じるか」が66・8%で昨年5位から2位、「犯罪や事故が少なく、安全・安心な生活が送れていると感じているか」が65・7%で昨年2位から3位となっている。
一方、不満度の高い分野では、「鉄道やバスなどの公共交通が整っていると感じるか」が66・4%で昨年より上昇幅を増加させて13年連続1位、次いで「地球温暖化などへの対応が進んでいると感じるか」が59・4%で昨年同様2位、「出産、子育て、介護などとも両立した柔軟な働き方ができる環境が整っているか」が52・7%で昨年6位から3位へ浮上した。
さらに幸福度については10点満点中平均6・63点で、昨年度より0・02ポイント増加した。
定例記者会見で同速報値について言及した三日月大造知事は「県民からの意見を見ながら来年度の政策、組織体制作りに生かしていきたい」と述べた。県はクロス集計も含む報告書を10月中旬頃に公表する予定で、県のホームページ上にも掲載される。







