県立美術館で体験イベント開催
【大津】 大津市瀬田南大萱町の県立美術館でこのほど、イベント「ガリ版アートにチャレンジ!」が開催され、参加者らが「滋賀の美」の一端を体験した。
同美術館が子どもや保護者らを対象にアートやものづくりの楽しさを五感で感じてもらうために実施している「美の糸口―アートにどぼん!」事業の一環。今回は簡易印刷機「謄写版」(通称ガリ版)を国内で初めて製造・販売した東近江市出身の堀井新治郎氏を顕彰し、ガリ版に関する資料を保存・展示している東近江市立ガリ版伝承館と連携して企画された。
ガリ版に関しては、「謄写版」を発明した米国の発明王トーマス・エジソンと堀井氏の親交が伺える手紙が2022年に同伝承館の蔵から発見されたことなどから、関心が高まっている。
イベントには県内外から多くの希望者が申し込み、抽選で選ばれた19人がガリ版作家の水口菜津子氏と同伝承館を拠点にガリ版に関する機器や情報の提供、支援などに取り組んでいる団体「新ガリ版ネットワーク」の田中浩氏の指導の下、オリジナルトートバッグ作りに挑戦した。
同美術館では「参加者には大変喜んでもらえた。これからも伝承館と連携し、滋賀の美の魅力の一つとして発信していきたい」としている。






