「未来の科学の夢絵画展」で2人が特別賞受賞
【大津】 公益社団法人発明協会が主催する「第45回未来の科学の夢絵画展」で大津市立瀬田北小学校6年生の鶴迫創亮さん(12)の作品と同市立瀬田北中学校3年生の福谷夏芽さん(14)の作品がそれぞれ特別賞を受賞した。このほど、鶴迫さんと福谷さんが保護者らとともに県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、作品に込めた思いなどを報告した。
同絵画展は、時代を担う青少年が「未来の科学の夢」を自由かっ達な発想で絵を描くことで、科学的な探究心と創造力の伸長を図ることを目的として毎年開催されている。
昨年実施された同展には全国から9249点の応募があった中、小・中学生の部の特別賞11点のうち、県内からの出品作が受賞したのは10年ぶり、2点同時受賞したのは今回が初となる。
鶴迫さんは「光合成する日傘」を描き、特別賞のうちの特許庁長官賞を受賞した。作品について「環境問題について考えた時、二酸化炭素を減らすことが大切だと思った。そこで通学で日傘を取り入れたらいいのではないかと考えた」と三日月知事に説明。
一方、福谷さんは「通路で太陽光発電できたなら・・・」で特別賞のうちの朝日中高生新聞賞を受賞。作品について「電力不足の話題で注目を集めている太陽光発電について、山を切り開いて木をたくさん切ってソーラーパネルをたくさん設置するのではなく、人間が作った場所にパネルを作れば自然にもいいのではないかと考え、歩道にパネルを敷く案を描いた」と作品制作の思いを語った。
2人の話を聞いた三日月知事は「いずれの作品も発想が楽しい、面白いだけでなくみんなのこと、地球のこと、未来のことを考えているのが素晴らしいと思う。今の技術で実現できそうなアイデアというのもいろいろ広がりが生まれそうだ」と語り、2人の受賞を祝った。
表敬訪問後、記者団の取材に応じた鶴迫さんは「1年生の時から応募してきて初めて受賞できてうれしい。次も頑張りたい」と意気込み、福谷さんは「アイデアが実現したらうれしい」と語った。






