県トラック協会が「物流セミナー」
【大津】 県内の物流関係事業者らによる一般社団法人滋賀県トラック協会(守山市木浜町、甲斐切稔会長)と公益社団法人全日本トラック協会(東京都)がこのほど、びわ湖大津プリンスホテル(大津市におの浜4)で「物流セミナー」を共催で開催し、参加者らがジャーナリストで政治評論家の田崎史郎氏の講演を聞いた。
同セミナーは、物流業界への理解を深めてもらうことや会員企業らが自己の知識のステップアップを図ることを主旨に2000年から毎年開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、20年、21年は中止となり、今回、3年ぶりに開催された。
当日は約250人が参加した。開会に際し、甲斐切会長は「コロナ禍でトラック業界も各事業ができない2年間だったが、今年、ウィズコロナ対策を講じながらいろいろな事業を行えるようになってきた」と述べ、「今後も我々が安全で安心に目的地に荷物を運べるような環境を作り、ドライバーがこの業界に入ってよかったと思えるような仕組みづくりを頑張っていきたい」と述べた。
講演は「日本は良くなるか?~政治と経済、人、モノの世の中の流れを見る~」と題し、田崎氏が、政府が検討している「自動車走行課税」とはどのような内容なのか、自身はどのようにして人脈を作ってきたか、岸田政権の今後はどうなるか、安倍晋三元総理から学んだ人の動かし方とは、などについて経験を踏まえて1時間以上話し、参加者らは熱心に聞き入っていた。
セミナー後、甲斐切会長は本紙の取材に対し「講演を聞き、政治の世界でも我々の業種でも、人と人のつながりが大事ということを改めて確認できた」と講演の感想を述べ、「まだコロナ禍前と同様とはいかないが、少しずつ事業も再び実施できるようになり、セミナーも3年ぶりに開催できた。今後、燃料交換や労働時間などいろいろな課題があるが、課題の解決と持続可能な環境づくりに向け、これからも協会として出来ることを一つずつ取り組んでいきたい」と語った。






