創立20周年記念講演会とシンポ
【大津】 NPO法人三方よし研究所(塚本喜左衛門理事長)は創立20周年記念講演会とシンポジウム「近江商人の叡智(えいち)に学ぶ」を29日午後1時から琵琶湖ホテル(大津市浜町)で催す。
同研究所は、県主導で設けられた滋賀県AKINDO委員会の活動を受け継ぎ、2002年に県内外実業家、学識経験者らで発足した。近江商人の経営理念や実態を学ぶ講座の開催や、研究成果などをまとめた書籍の発行、若い世代への啓発・情報発信などに取り組んでいる。
同研究所によると、近江商人が掲げた理念「三方よし」は、近年、CSR(企業の社会的責任)や国連が定める2030年までに達成すべき持続可能な開発目標SDGsの源流とも評価されるようになってきており、改めて注目を集めている。
今回のシンポジウムでは、彦根市出身のジャーナリスト・田原総一郎氏を講師に招き「近江商人の叡智を学ぼう 今こそ必要な『近江商人の理念』」と題した記念講演会を予定。その後、シンポジウムとして、近江商人の系譜に連なる小泉産業(大阪市)の権藤浩二社長、トヨタモビリティ滋賀(大津市)の山中隆太郎社長、ツカキグループ(京都市)の塚本喜左衛門社長の3氏が「近江商人の叡智に学ぶこれからの経営」をテーマに意見交流する。また、同シンポジウムでは同志社大学名誉教授で同研究所顧問の末永國紀氏がコーディネーターを務める。
このほど、同研究所会員らが県庁で記者会見を開き、「シンポジウムを通じて近江商人の理念を広く発信できれば」と一般参加を呼びかけた。
同講演会とシンポジウムは入場料1000円。要事前予約で定員200人に達し次第締め切る。問い合わせは同研究所事務局の岩根順子さん(TEL0749―22―0627)へ。






