県初の女流棋士・木村朱里さん
【草津】 今月1日付で県初の女流棋士2級となった学校法人聖パウロ学園光泉カトリック中学校(草津市野路町)2年生の木村朱里さん(13)がこのほど県庁を訪問し、棋士として挑むこれからの目標を報告した。
木村さんは高島市出身。将棋は先に始めていた兄の影響で興味を持ち、小学1年生の時には近所の将棋クラブで教わるようになった。以降、次第に実力を発揮、各大会で県代表として活躍するようになり、小学4年生の時には新春滋賀王将戦京都新聞杯で大会最年少優勝、その後、マイナビ杯小学生女子将棋名人戦全国大会準優勝など成果を重ね、昨年、第42回全国中学生選抜将棋選手権大会女子の部で優勝した。その際は「将来の夢は女流棋士になること」と語り、「タイトルを獲れる強い女流棋士になれるように頑張ります」と意気込んでいた。
四間飛車を得意戦法とし、終盤のスピード争いでも粘り強く立ち向かっていく姿に注目が集まっている。
今回、知事への表敬訪問後に記者団の質問に応じた木村さんは「夢だった女流棋士になれてうれしい気持ちもあるが、これからがスタートなので頑張りたい」と改めて決意を語った。
6月1日現在、現役女流棋士は74人。女流棋士となるには、25歳以下の女性が入会できる研修会に入り、そこで既定の成績を上げることが必要で、まず女流棋士2級となる。木村さんは現役最年少で女流棋士となった。
女流棋士が挑む公式戦には8つのタイトル戦と1つの一般女流棋士戦があり、木村さんは「どのタイトルにも挑んでみたい。その中でも『女流名人』のタイトルはずっとあこがれていたので、これからの目標の一つにしていきたいです」と述べている。






