【県】 県で初めて育成したイチゴの新品種「滋賀SB2号」の新しい名称が「みおしずく」に決定した。
県では、2016年から県農業技術振興センター(近江八幡市安土町大中)でオリジナル品種のイチゴ育成に取り組み、5年間かけて約1600品種から1品種を選抜した。
同新品種「滋賀SB2号」の市場デビューに向け、昨年11月~12月下旬までの期間で商品名としてふさわしい名前を募集したところ、全国から7607件の応募が寄せられた。これらの中から、各種法令や応募規定でのチェック、外部審査員による選考会を経て絞り込みを行い、最終的に三日月大造知事が選考を実施した結果、野洲市立中主中学校3年生の森響希さん(14)が応募した名前「みおしずく」が選ばれた。
新名称決定を受け、このほど、県庁知事室で名称の発表と命名者への記念品贈呈を実施するセレモニーが開かれた。同セレモニーには、命名者の代理として母の里美さんと姉の優月さん、県から三日月大造知事、県議会環境・農水常任委員会の大橋通伸委員長、県園芸農産振興協議会の雲林院智史代表、県農政水産部職員らが出席した。
命名者の森さんには名付け親賞として賞状と副賞の「みおしずく」1kgが贈られた。受賞した森さんは「家族と一緒に考えた『みおしずく』が選ばれてとてもうれしいです。たくさんの人に喜ばれるイチゴに育つといいなと思います」とコメントを寄せた。
また、三日月知事は「琵琶湖のある県で育ったみずみずしいイチゴらしい名前だと思う。県の農業技術のメンバーが手塩にかけて、とてもおいしく楽しみなイチゴを作ってくれた。滋賀を代表する新品種イチゴとしてみんなにかわいがってもらい、広がってほしい」と述べた。
「みおしずく」は、甘さと酸味のバランスが抜群に良く、適度な酸味により甘さが際立つ味である点や、さわやかでフローラルかつ芳じゅんな香りを持つ点、大粒で明るい赤色を有す点などが特徴。今年度は試験的に栽培がされ、県は2023年度から本格的な県内生産を開始、同年末から翌年にかけた冬頃に市場に流通させることを見込んでいる。







