「日本博」を契機とした障害者の文化芸術フェスティバル
【県】 文化庁が主催する「『日本博』を契機とした障害者の文化芸術フェスティバルin近畿ブロック&グランドフィナーレ」が2月6日~3月21日、県内各所で開催される。関係者らは「障害の有無に関わらず、誰もが文化芸術を楽しめるフェスティバルを目指している。ぜひ、みなさんに現地へ足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。
昨年12月下旬、同フェスティバルを主催する「同フェスティバルに向けた全国会議」の久保厚子会長と尾上浩二副会長、開催県として三日月大造知事が県庁で共同記者会見を開き、グランドフィナーレの概要と見どころなどについて発表した。
「日本博」とは、日本の美を体現する文化芸術の振興を図り、その多様かつ普遍的な魅力を発信することを目的に、文化庁が2020年度から全国各地を会場に様々なプログラムを展開してきた。
その「日本博」を契機として実施された同フェスティバルは、20年2月に大津市でグランドオープニングを開催。それをスタートとしてこれまで全国6ブロックで行われてきた。その締めくくりとして、今年2月、近畿ブロックのプログラムとグランドフィナーレの会場として県に帰ってくる。
同イベントについて久保会長は「障害者の芸術表現と柔軟な感性、共に生きる様子は今なお、昔から日本人が育んできた心が強くにじんでおり、現代人に与える意義が大きい」とし「障害当事者が制作過程や運営にも参画する共同創造をレガシー(後世に伝えていくべきもの)としていきたい」と語る。
また、三日月知事は「県民をはじめ多くの人が障害について、また障害者の文化芸術についてふれあい、思いを寄せあう機会になると考えている。この機会を通して県としても障害者による文化芸術の魅力をアピールするとともに、障害の有無に関わらず誰もが文化芸術に親しみ、多様な人たちの交流を通して共生社会の実現を目指していきたい」と述べた。
グランドフィナーレでは、次の5つのプロジェクトを予定している。
(1)展覧会「アール・ブリュット―日本人と自然―BEYOND」。2月11日~3月21日。会場・ボーダレス・アートミュージアムNOMA(近江八幡市永原町)、旧増田邸(同市仲屋町中)、まちや倶楽部(同)(2)舞台芸術公演。2月20日。会場・県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜)(3)バリアフリー映画。2月12日。会場・近江八幡市文化会館(近江八幡市出町)(4)バリアフリー演劇。2月8、9日。会場・県立野洲養護学校(野洲市小南、一般観覧不可)(5)“農×福×食”イベント。2月13日。会場・ヴィラアンジェリカ近江八幡MAURURU(近江八幡市西本郷町西)。
舞台芸術公演はライブ配信、アーカイブ配信も予定している。各プログラムの詳細は公式サイト(https://artbrut-creation-nippon.jp/2022shiga/)を参照すること。






