感染拡大防止と社会経済文化活動の両立を
【県】 県は29日に県危機管理センター(大津市京町4)で新型コロナウイルス感染症対策本部員会議を開き、「コロナとのつきあい方滋賀プラン」で定めているステージを「注意ステージ(ステージⅡ)」から「滋賀らしい生活三方よしステージ(ステージⅠ)」に引き下げた。ステージⅠになるのは昨年11月17日以来となる。
同会議で県は最近の県内の感染動向について、「感染経路不明割合がステージⅡであること以外の指標がステージⅠで推移している」と評価し、ステージを引き下げた。一方、先週の新規陽性者数35人は先々週の25人から1・4倍になっており、増加数は少ないものの、先週の同じ曜日の新規陽性者数を上回った日が出たり、飲食店でクラスターが確認されたこと、これまでの波では他府県で緊急事態措置などの解除後に多くの地域で夜間滞在人口が増加したことで感染者数の減少の速度鈍化、下げ止まりなどあったことなどから「感染動向を見ていく必要があるともに、感染症対策の徹底を改めて呼びかける必要がある」としている。
ステージⅠで県は「『家』でよし、『外』でよし、『社会(滋賀)』でよし」を掲げ、感染拡大防止と社会経済文化活動の両立を呼びかける。
会食については認証店舗で行うことを勧め、30日から「GoToEat」食事券の利用自粛を解除、認証店での利用を開始する。また、食事券の新規販売は11月中旬を予定している。
外出については県から改めて注意喚起を強めることはなく、イベントについては当面の間、人数の上限が1万人超の場合は収容定員の50%、1万人以下の場合は5000人とする。
また、今冬には第6波の到来もささやかれていることから、県では医療提供体制のさらなる充実を図り、次の波に備えるとしている。
同会議後、三日月大造知事は「気を付けながらも肩の力を抜いて様々な活動と両立しながら過ごす10月11月にしていきたい」と語った。また、およそ11か月半ぶりにステージⅠにななったことについては「非常に感慨深いものがあるが次の波も想定されているので、しっかりと対策を講じていきたい」と述べた。






