東京パラリンピック・トライアスロンで銀メダル
【県】 8月に開催された「東京2020パラリンピック競技大会」のトライアスロン競技PTS4クラスで銀メダルを獲得した甲賀市出身の宇田秀生選手(34)に対し、このほど県から滋賀県民スポーツ大賞「栄誉賞」が贈られた。
宇田選手は26歳の時に就業中の事故で右腕を失ったが奮起し、トライアスロンの世界へ挑戦、これまで世界大会で数々の成績を残してきた。
東京パラリンピックのトライアスロン競技は750メートルを泳ぐスイム、自転車で20キロメートルを走るバイク、5キロメートルを走るランの合計25・75キロメートルで行われた。宇田選手は「スイムで予定より若干出遅れてしまい、次のバイクで取り戻そうと全力で臨んだ」と振り返る。結果は1時間3分45秒。クラス内で2位の成績となった。パラリンピックのトライアスロン競技で日本人としてメダル獲得は今大会が初となる。
宇田選手の健闘をたたえ、県ではスポーツ大会などで優秀な成績を収め、県のスポーツ振興と競技力向上に寄与し、県民に夢と希望を与えた人や団体に贈る「県民スポーツ大賞」のうち、オリ・パラなどでメダルを獲得した人に贈る「栄誉賞」を贈ることを決め、このほど県庁知事室で授与式を開催した。
県庁を訪れた宇田選手は、本館正面玄関から職員らの歓迎の拍手に出迎えられ、知事室を訪問した。授与式では、三日月大造知事から賞状が手渡され、副賞として県から信楽焼のトロフィーや近江米、近江牛、湖魚料理などが贈られた。
三日月知事は「素晴らしい快挙で感動した。ひたむきに頑張る姿に多くの人がすごく力をもらったと思う。これからの活躍にも期待しています」と宇田選手を祝福した。
宇田選手は「スタミナが切れずに頑張れたのは、応援してくれた人たちのおかげだと思っている」と述べ、「自分自身、まだ成長できると思っている。3年後のパリ大会を目標にこれからも全力で走っていきたい」と意気込んでいた。






