近江鉄道沿線アートプロジェクト トム・ヴィンセントさんがアドバイス
【日野】 近江鉄道沿線を舞台にしたアートプロジェクト「びわ湖・アーティスツ・みんぐる」(びわ湖芸術文化財団と文化経済フォーラム滋賀の主催)に先立ち、イベントを支える地域コーディネーター育成のキックオフ・トークイベントが12日、日野駅の交流施設で開かれ、約20人が参加した。
イベントでは、同事業のプロジェクトディレクターで作曲家の野村誠さんが聞き手を務め、日野町を拠点に地域づくりからメディアのコンテンツづくりまで幅広く活躍するトム・ヴィンセントさんが、これまでの経験から芸術文化と地域の関わり方について持論を語った。
この中でトムさんは、「地域はオーケストラでなく、コーディネートするものでない。そこには住民の人生があり、昔から伝わる文化がある」とし、そこに暮らす「人」を中心に考えることをアドバイスした。また、地域参画の重要性を指摘し、「住民が何を求めているのか見ないと、地域活性化にはならない」と話した。
これを受けて野田さんは、イベント内容を今後煮詰めるとして、「方角は決まっているようでそうでなく、ぐるぐる回る旅のようで、(協力者は面白い方角を)途中で指さしてもらってよい。対話を通じてつながりを作ってゆきたい」と抱負を語った。
なお、「ガチャ・コン音楽祭」では、9月にアーティストと駅周辺を散歩しながらオリジナル曲を完成させるワークショップ、10月に市民・アーティストが録音した楽曲を車両内で流す「車内放送歌合戦」と、駅ホームをライブ会場に見立てたライブツアーを開催する。







