新しい地域イベントの形に注目
【湖南】 31日に開催される「湖南市みんなの夏祭り」が、コロナ禍における新しい形の地域イベントとして関心が集まっている。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、他の自治体と同様に湖南市内でも全ての地域で夏祭りが中止となった。「子どもたちをはじめ、市民が楽しみにしている夏祭りを何とか開催できないか」と市内の子育て世代が集まり、市や観光協会と連携して実行委員会を結成、ウィズコロナ時代でも実施可能な形式の夏祭りを企画・実施することとした。
同委では、夏祭りを構成する要素として会場・屋台・ステージイベント・花火をピックアップ、それぞれについて感染リスクを抑えられる工夫を凝らして企画した。
会場は各自宅とし、事前にインターネットで予約した屋台メニューを各家庭に持ち帰って楽しむ。また、感染リスクを低減するため、支払いもキャッシュレスを推奨している。
祭りを盛り上げるステージイベントは全てインターネットを活用した動画配信で実施、画面越しに一体感を創出するとともに密になることを避ける。また、花火も市内複数か所で分散して打ち上げることで、各地から密にならずに楽しめるようにしている。
三日月大造知事はこのほど定例記者会見で同委を招いて取り組みを紹介し「ウィズコロナを過ごす中で、大変頼もしい、そして楽しみな企画」と述べた。
同委の中野龍馬実行委員長は「市内の子どもから大人までが楽しいひと時を過ごしてもらうのはもちろん、市出身で市外に住んでいる人にも今故郷がどんな雰囲気なのかを感じてもらえたり、他の市町の人にも湖南市の楽しさを伝えられるイベントになれば」とし、「仮に来年も今年と同様の状況になっても、人口5万人の町ならこんなやり方も可能だということを他の自治体でも参考にしてもらえる資料としても残していきたい」と展望を語った。
同イベントは延べ約3000人の参加者を見込んでおり、市民でなくても参加できる。屋台メニューの予約は25日まで。その他イベントの詳細は公式ホームページ(https://konyan.shop/)を参照すること。イベントに関する問い合わせは市商工観光労政課(TEL0748―71―2331)へ。






