更に五感で琵琶湖の自然や歴史を感じられる施設に
【草津】 県立琵琶湖博物館(草津市下物町)が3期目のリニューアルを終え、10日にグランドオープンした。
同館は開館20周年を機に全館でリニューアルに取り組んできた。1期目は琵琶湖と人々の生活とのつながりや身近な生き物を紹介するC展示室と淡水生物を展示する水族展示室を改装、2期目は多様なジャンルの標本を手に取って観察できる「おとなのディスカバリー」や琵琶湖の自然を体感できる屋外展示施設「樹冠トレイル」を新設、ミュージアムショップやレストランも一新した。
今年、リニューアル最後として完成したのは、琵琶湖400万年の自然や生き物の変化、現在の環境との関わりについて紹介するA展示室と森・水辺・湖・里の各舞台で人々がどのように暮らしてきたかを県内の身近な歴史から紹介するB展示室。
A展示室では、かつて琵琶湖周辺に暮らしていたゾウやワニの模型をはじめ、化石や地層の標本などをダイナミックに展示、B展示室では、琵琶湖周辺の暮らしの歴史をジオラマや民具の実物展示などで紹介し、昔の暮らしになりきった写真が撮影できるスポットやAR(拡張現実)機能を活用した展示など、来館者がより五感で体感できるような工夫が随所に凝らしてある。
リニューアル後の新しいコンセプトは「びわこのちからのはくぶつかん」。グランドオープン前に報道向けに行われた内覧会で高橋啓一館長は「琵琶湖全体が様々な自然や歴史に気づかせてくれる。博物館への来館者が琵琶湖の多様な価値に気づき、実際に琵琶湖や周辺に出向くきっかけとなってほしい」とし、「リニューアルでより最新の研究に基づき、より五感で楽しんでもらえる展示になった。琵琶湖の面白さを見つけに来てもらえれば」と期待を語った。
リニューアルを機に、個人利用はオンラインでの事前予約が必要となっている。予約は利用希望日の1か月前から入館直前30分前まで可能。さらに、入館料も一般800円、高大生450円に改定された。リニューアル後の展示の詳細や事前予約の方法などは同館ホームページ(https://www.biwahaku.jp/<>_/A)を参照すること。







