「スカーレット」企画展や忍者体験施設なども開設
【甲賀】 昨年9月末から今年3月まで放映されたNHK連続テレビ小説「スカーレット」の舞台となった甲賀市では、ドラマのエンディングに向け地域でますます盛り上げていこうとしたタイミングで新型コロナウイルス感染症が急激に全国へ広がり、開催中だった「スカーレット展」が中止となるなど、甚大な影響を受けた。
日常を少しずつ取り戻しつつある今、同市内では実施中の企画に加えてドラマ放映後に開催予定だった企画展や甲賀流忍者を体験できる施設の開設など新しい観光企画を進めており、同市観光企画推進課では「コロナ後の観光は鉄道など公共交通機関で甲賀市へ」と呼びかけている。市内の観光に関する問い合わせは同課(0748―69―2190)へ。
市内で取り組んでいる主な観光企画は次の通り。
◆「テレビドラマの世界~スカーレットの舞台甲賀市信楽~」
旧信楽伝統産業会館(同市信楽町長野)を会場に、ドラマに登場した小道具や衣装などをヒロイン・喜美子の歩んできた時代に沿って展示する。さらに、NHKのスタジオで使用されていた穴窯や「かわはら工房」のセット、カフェ「サニー」の再現なども。信楽高原鉄道と「スカーレット」で甲賀を盛り上げる推進協議会の共催。近日オープン予定で調整中。
◆特別展「リサ・ラーソン―創作と出会いをめぐる旅―」
県立陶芸の森(同市信楽町勅旨)で28日まで開催中。多くの名作を生み出したスウェーデン生まれの陶芸家リサ・ラーソン氏の作品などを展示している。また、期間中、信楽高原鉄道で同氏の代表作である動物シリーズなどをデザインしたラッピング列車も運行中で、同展観覧券と同鉄道信楽駅―貴生川駅間フリーパスが一緒になった共通チケットも販売している。
◆物産館「緋色の商店街」
同協議会が同市信楽町長野で開設している土産物販売所。ドラマ関連商品や市の特産品がそろう。当面の間、土日祝の午前10時~午後4時まで営業中。
◆緋色のであい周遊スタンプラリー
同協議会は、9月30日まで市内各地域をめぐってシールを集めるラリーを実施している。6エリアに区分けした市内をめぐり、シールを3枚以上集めて応募すると、枚数に応じて抽選で市の特産品、ドラマ関連グッズが贈られる。
◆観光インフォメーションセンター甲賀流リアル忍者館
日本遺産「忍びの里」の歴史文化の紹介や甲賀流忍者の足跡を感じられ、甲賀流忍者を体感できる施設として同市甲南町竜法師の「忍の里プララ」に今秋開館予定。
◆「三成さん」観光マップ
一般社団法人甲賀市観光まちづくり協会が市内在住の漫画家・さかなこうじ氏の人気漫画「三成さんは京都を許さない」とコラボレーションした観光マップを作成し、市内の各駅や公共施設などのラックに設置して無料配布している。漫画に登場するキャラクターが地域を案内する内容で、現在、「甲賀駅編」「油日駅編」「東海道編」がある。また、「甲南駅編」の作成も進めている。






