大津市長選投開票
【大津】 12日に告示された任期満了に伴う大津市長選がきょう、投開票を迎える。現職の越直美市長(44)が不出馬となった中、立候補した元市職員の小西元昭氏(50・無所属=チームしが推薦)と元県議会議員の佐藤健司氏(46・無所属)の新人2氏がきのうまで、市内各所で舌戦を繰り広げた。
小西氏は「徹底的にクリーンな政治姿勢」を前面に押し出し、「何度も対話を重ねるのが自身の得意とするところ」とコミュニケーション不足が指摘されていた大津市役所の変革を主張する。選挙戦では越市長のほか、嘉田由紀子参議院議員、川端達夫元衆議院議員、番組プロデューサーの川本勇氏、ロボットクリエイターの高橋智隆氏など、著名人が連日応援に駆けつけ、知名度の向上に心血を注いだ。
佐藤氏は、2024年に県で開催される国スポ・障スポで大津市が主会場とならなかった点や市立市民病院の経営不振、交通インフラ整備がほぼ手つかずとなっている点などを挙げ、「市役所の怠慢で県都・大津から人が流出している」と厳しく批判、「やるべきことをしっかりとやる、前向きな大津市政に」と熱を込めた。自民党県議や国会議員も応援にかけつけ、「市政の流れを変える最後のチャンスだ」とげきを飛ばした。
今選挙で大きな争点の一つは、越市政への評価。小西氏は子育て支援や女性活躍社会に向けた引き継ぎ、市民センター問題などは見直すとしている。佐藤氏は市役所と市民のコミュニケーションを回復し、新しい市政への転換を主張している。
市選管によると、期日前投票の投票率は「前回より2割増し」だが、フォレオ大津一里山の期日前投票所が新設されたことによる利用者増と考えられ、全体的な投票率は「目立って増加はない」としている。
きょうの開票は午後9時20分からで、同11時45分頃に当確が発表される見込み。






