長浜市 保守票、郡部票の行方に関心高まる
【長浜・高島】 3月29日告示の県議選長浜市選挙区(定数4)では、自民党が定数と同人数の候補者を擁立。保守票が割れるのを危ぶむ声がある一方、複数人が出馬する旧郡部の票にも注目が集まる。
高島市選挙区(定数2)は無投票となる公算が大きい。現職2人が無所属で立候補し、市内の声を幅広く聞く構え。(羽原仁志・高山周治)
【長浜市(定数4)】
川島隆二 47 自現3
浅見勝也 49 無新 =自推
柴田清行 54 無新 =自推
藤井 繁 65 無新 =自推
大橋通伸 61 チ現2=国立社推
杉本敏隆 66 共現1
(順不同。自=自民、国=国民民主、立=立憲民主、社=社民、共=共産、チ=チームしが、無=無所属。推は推薦。氏名の下の数字は年齢。現職の下の数字は期数)
「保守票の掘り起しにつながる選挙に」と意気込む川島氏は、地元、神照地区を拠点に各地での個人演説会を中心とした選挙戦を行う。今年度県議会議長を務めた実績と河川や道路整備、湖北の教育レベルの向上など、湖北地域の可能性を伸ばせる政策を発信する。
浅見氏は、地元の旧高月町を含む旧伊香郡の支持に加え、市内全域からの上積みをめざす。市町議や議長の経験から「ルック ノース」政策を掲げ、日本海有数の港をもち、新幹線駅となる敦賀市など福井県嶺南地方との連携で、県北部の観光・経済の浮揚を訴える。
柴田氏は、「議長と監査委員の経験を生かし、市・県・国をつなぐ」と、旧伊香郡を中心に支持拡大を狙う。あいさつ回りは1万戸を目標に続け、後援会は合併前の旧市町単位で整備。告示前の集会を旧伊香郡の余呉、西浅井、木之本で開き、選挙戦への弾みをつける。
藤井氏は元市議で、地元の旧東浅井郡と、隣接の旧長浜市で浸透をめざし、昨年8月から企業や支援者とのミニ集会を重視する。県内の「南高北低」是正に向け、姉川・高時川の整備推進、小中学生の学力向上、認知症患者の居場所づくり、事業承継問題を訴える。
旧高月町から3選に臨む大橋氏は「どっこい湖北!負けてたまるか!」をキャッチフレーズに、地域の魅力発信に力を込める。街宣では各地区で必ず止まって声を届けることを心がけ、商工会や福祉団体とも連携して旧伊香郡を中心に教育や福祉の充実を発していく。
2月に旧湖北町で事務所開きを行った杉本氏は「暮らしを圧迫する県政を正し、市民の声を届けたい」と意気込み、各自治会での街頭演説を徹底する。漁協やグラウンドゴルフ協会など、党外のつながりからの支持も厚い。今月23日に湖北文化ホールで演説会を行う。
高島市は現職2人が無所属で準備
【高島市(定数2)】
清水鉄次 61 無現3
海東英和 59 無現1
「幅広く市民の声を県へつなげられるように」と清水氏は無所属で4選に臨む。昨年末から公務の合間に市内に戻り、1万戸を目標にした挨拶回りを継続してきた。今後は個人演説会や街頭演説にも力を込め、防災・減災、医療福祉、雇用などの政策を伝えていく。
海東氏は「高島を愛する人が仲良く力を発揮できるフレームを作りたい」と語る。市内すべての集落を回る構えで、市とのパイプ役として教育や文化、環境問題など地域の課題を県につなぐ決意を訴える。24日、新旭町新庄のJA施設で事務所開きを行う。





