全国優良経営体表彰の6次産業化部門で
【高島】 高島市朽木宮前坊の宝牧場が今年度全国優良経営体表彰において6次産業部門で農林水産大臣賞を受賞した。このほど、同牧場の田原哲也社長が県庁を訪れ、三日月大造知事を表敬訪問して受賞の喜びを報告した。
同牧場は、肉用牛の繁殖経営から規模拡大を進め、1995年に酪農の開始にあわせて法人化。肥育から酪農、ソフトクリームやパンなどの乳製品の製造・販売、牧場で育てた肉牛を販売する焼き肉レストランと精肉販売を担うグループ会社との一体的な経営による6次産業化の取り組みを展開している。現在約2000頭の牛と約100頭の豚を飼育している。
同表彰は、意欲と能力のある農業者の一層の経営発展を図るため、農業経営の改善や地域農業の振興、活性化に優れた功績をあげた農業者を農林水産省および全国担い手育成総合支援協議会(事務局・東京都千代田区、会長・二田孝治全国農業会議所会長)が表彰している。今年度は、経営改善、生産技術革新、6次産業化、販売革新、担い手づくりの各部門において、農林水産大臣賞、農林水産省経営局長賞、同協議会会長賞となる55事例が選ばれた。今月8日、山形県山形市の山形国際交流プラザで行われた「第21回全国農業者担い手サミット」の中で各賞の受賞者への表彰式が行われた。
知事室を訪問した田原社長は「多くの人に支援してもらいながら、今まで取り組んできたことが表彰されて、非常にうれしい。産業としてはまだ可能性がある。朽木地域に多くの人が来てもらえるよう、一人でも牧場のファンを増やせる経営を続けていきたい」と今後への意気込みを語った。
三日月知事は「宝牧場の取り組みが国でも評価されたことをとてもうれしく思う。今回の受賞を糧にさらに活躍して下さい。県でも皆さんの取り組みを下支えできるようにしたい」と祝辞を贈った。






