人気アニメを人間サイズで再現した世界初の試み
【米原】 米原市多和田の観光施設「English Garden(イングリッシュ・ガーデン)ローザンベリー多和田」に2019年3月23日、人気のクレイアニメーション「ひつじのショーン」の世界を体験できる屋外展示施設「ひつじのショーン ファームガーデン」が誕生する。
同観光施設を運営する企業メリーデイズとイギリスで同アニメを手がける制作スタジオ「アードマン・アニメーションズ」、同アニメの日本での版権を管理する企業東北新社の各代表者らが県庁で行った記者会見で発表した。
同アニメは、粘土などで作った人形をキャラクターとして、一コマずつ撮影した画像をつないで動いているように表現するクレイアニメーションで制作された作品。牧場で暮らすサフォーク羊のショーンを主人公に、ユーモアあふれるストーリーを繰り広げる。個性的なキャラクターが魅力のコメディーで、170の国と地域で展開され、世界中で人気を博している。日本でも2007年からテレビで放映中で、15年には映画も公開された。
メリーデイズでは、「同作の魅力を米原から発信したい」と制作スタジオとパートナーシップを結び、約1年間かけて準備を行ってきた。
現在、同観光施設内の約3000平方メートルで、アニメの世界観を再現する整備が進められている。エリア内には作中に登場する「牧場主の家」や「ひつじたちの小屋」を人間が入れるサイズで建て、室内でショーンたちの置物と一緒に写真を撮れるようにする。同アニメで人間サイズの観光施設が作られるのは世界で初めての試み。また、公式グッズの販売や同アニメキャラクターのパン作り体験などを企画するほか、イベント時にはショーンの着ぐるみを登場させることも予定している。
現地を視察した同制作スタジオのナイオ・ハーディング・ヒル常設施設及びライブイベント担当シニアマネージャーは「作品の世界とイギリスの牧場の雰囲気を味わえる場所になる」と称賛した。
メリーデイズでは、年間約8万人いる来場者が来年は15万人になると見込んでいる。大澤理恵子社長は「世界中の『ひつじのショーン』ファンに楽しんでもらえる施設にし、湖北地域の活性化につながれば」と期待している。






