主催者PR「伝統芸能楽しく」11月3日から開幕
◇米原
芝居小屋を再現した舞台で伝統芸能を分かりやすく公演する「長栄座」事業(県と県文化振興事業団の主催)が十一月三日から十三日まで、県立文化産業交流会館(米原市)で開催されるのを控えて、監修者や企画・演出者、出演者が記者会見を行い、「上質な舞台を分かりやすく、楽しく伝えたい」とPRした。
同事業は、長浜市内にあった明治期の芝居小屋「長栄座」をイメージし、客席に二本の花道、側面には桟敷席を設置し、舞台には黒、柿色、萌黄色の幕が張られる。幕間の休憩時には弁当を食べたりして、くつろいだ雰囲気の中で鑑賞できる。
公演は、十一月三日のお好み演芸会(一般千円、二十五歳以下五百円)を皮切りに、同月五日の三味線の吉田兄弟公演(一般三千円、二十五歳未満千五百円)、同月六日の民謡歌手、成世昌平公演(一般千円、二十五歳未満五百円)、同月十日のお囃子演奏と能「融」公演(一般二千円)、同月十二日は伝統芸能とミュージカルが融合した舞台「祈願・歓喜~慈愛の歌、喜びの唄~」(一般二千円、二十五歳以下千円)、同月十三日には人間国宝の舞踊が鑑賞できる「家元の芸~伝承の美~」(一般三千円、二十五歳以下千五百円)が公演される。
このうち十一月十二日の「祈願・歓喜~慈愛の歌、喜びの唄」の一部は、仏教とともに伝わった無伴奏の声楽「聲明(しょうみょう)」、宗旨に従って教えを唱える「御詠歌」、ミサ曲「主よ、いざわれらに」を演奏する。
二部は、県内の民話に取材して、創作された狂言風邦楽ミュージカル「モグラの婿取り」が上演される。あらすじは、モグラの夫婦が、箱入り娘の婿さがしに奮闘するストーリー。邦楽演奏家、声楽家、舞踊家、狂言師のほか、オーディションで選ばれた子どもらが出演する。
また、十一月十三日の家元の芸「伝承の美」は、人間国宝の家元らが一子相伝の深みある芸を演じる。第一部は歌舞伎舞踊の伴奏音楽である清元と舞踊は「四君子」、三味線歌曲である地歌「寛濶一休」、第二部は舞踊・地歌「竹生島」、舞踊・長唄「連獅子」。
問い合わせは県立文化産業交流会館(0749-52-5111)へ。







