県立八幡高校ワンダーフォーゲル部
◇近江八幡
県立八幡高校内(近江八幡市堀上町)の一角に、縦横約四メートルの壁に大人のこぶし二から三個分の大きさの岩に見立てたホールド(足や手をかけるための突起物)が設置されたスポーツクライミング(フリークライミング)用の人工壁がある。
ワンダーフォーゲル部(部員二十四人)の練習場だ。
約十年前、保護者や学校関係者、生徒らが力を合わせた手作りの壁。休日は練習登山をしているが、平日の練習に欠かせないのがこの人工壁。
スポーツクライミング競技は、二〇二〇年東京オリンピックの追加種目の候補にあがっていることもあり、近年メディアなどに取り上げられることが多くなり、広まってきている。性別、体格、年齢を問わずにできることが人気を集める理由でもある。
昭和五十年代に国体の正式種目に加わった「山岳競技」に関連してスポーツクライミング競技も行われてきた。ワールドカップのスポーツクライミング競技で、平成十年、初めて日本選手がチャンピオンに輝いたこともある。
競技は、制限時間内に到達できた高さを競う「リード」、時間内に複数の課題をクリアーする「ボルダリング」などがある。県内での主な大会は、大津市北小松の競技場で開催されている。
同部は、スポーツクライミング競技の近畿大会や全国大会に出場、優秀な成績を残しており、活躍が期待されている。








