第30回びわ湖新年互礼会
◇全県
初春を“母なる湖”琵琶湖上で迎え、新年の目標や抱負とともに賀詞を交換する「第三十回びわ湖新年互礼会(隆昌祈願祭)」(主催=滋賀報知新聞社、後援=報知写真新聞社・滋賀報知通信社・滋賀市民新聞社・近江新聞社)が八日、協賛する琵琶湖汽船(株)の観光船ミシガン船上で開催された。陽光に輝く湖水と、雪化粧した山々の清々しい景観に抱かれ、県市町の首長、国県市町の議員、県内の経済・産業・文化など各界のリーダーら約百人が、東近江市の市神神社による隆昌祈願祭とお神楽「豊栄舞」で一年の隆昌を祈り、互礼会で新年の誓いを立てた。
冨田正敏滋賀報知新聞社長は「早いもので第三十回。この外輪船ミシガンが就航した翌年から始まりました」と、これまでの多くの参加者と関係者に支えられて継続できていることに、感謝した。
昨年末の衆院総選挙を「安倍政権への信任投票」のようだったと受け止める一方で、これといった大きな効果がなかったアベノミクスを「この道しかない」とする以上、「ぜひとも前へ前へ進めていただき、わが国の経済を活性させ、長かったデフレから一刻も早く脱してほしい」と期待を込めた。
また昨年、報道のまちがいを二十数年経ってようやく認めた結果、日本の国益が損なわれたことに触れ、「滋賀報知新聞は湖国の地方紙として唯一、日刊で発行している新聞です。メディアの一員である以上、正しいことをより正確に報道して、国民・県民が堂々と胸を張れる社会づくりに貢献したい」と決意を新たにし、「日本人が盛り上がるのが今年の課題。目を光らせ、真実を報道する」と、あいさつした。
久しぶりに知事として出席の三日月大造知事は「今年は戦後七十年。私も私の親も戦争を知らない世代。その人間が県政を預かる時代になった」と、平和、人権、民主主義を大切に守る県政を誓った。
また、「今年は新しい基本構想を作り、次の時代の滋賀県へ、新しい豊さを追求する」として、▽全ての人に居場所と出番のある社会づくり▽滋賀の良さの世界発信と、世界から受け入れの環境づくり▽防災へのしっかりした意識、知識、組織づくり――に重点を置き、「エンジン全開で、謙虚にがんばりたい」と抱負を披露した。
武藤貴也衆院議員と武村展英衆院議員は、日本の経済、景気の回復と成長、琵琶湖再生法の成立に汗を流すなどの決意を述べた。
小椋正清東近江市長と谷畑英吾湖南市長は、「合併十年から次の十年、二十年へ試される年」、「日本が日本としてしっかり地に足をつけた国づくり」など、民間・国・地方一体の努力を訴えた。
続いて、中村功一滋賀中部政経文化懇話会会長による県の発展と今年がよい年になることを祈念した発声で乾杯、新年宴会に移った。







