動き出した来春の統一地方選(県議選編)<1>
◇全県
県議会の議員定数は来春の統一地方選から、現行の定数四十七人が三人減の四十四人(図参照)になる。この定数削減を背景に、自民党県連、民主党県連とも県議選の公認・推薦については、現職優先が色濃く出ている。そこで来春の県議選動向を追ってみた。【石川政実】
【自民党】
厳しい定数削減の中、自民党県連は二十四日、第一次の公認・推薦を発表した。全員が現職で、公認は十七人、推薦二人の計十九人である。県議会は、自民県議団(二十一人)と自民颯新の会(五人)に分裂しており、公認・推薦にも影を落としている。
大津市選挙区は佐野高典氏(公認、現職4期)、山本進一氏(公認、現1)、佐藤健司氏(公認、現1)、目片信悟氏(推薦、現1)、高島市は石田祐介氏(公認、現3)、彦根・犬上は、西村久子氏(公認、現2)、細江正人氏(公認、現1)、大野和三郎氏(推薦、現1)、長浜市は野田藤雄氏(公認、現2)、川島隆二氏(公認、現2)、草津市は山田和廣氏(公認、現3)、奥村芳正氏(公認、現2)、栗東市は竹村健氏(公認、現1)、守山市は岩佐弘明氏(公認、現1)、近江八幡市竜王町は高木健三氏(公認、現1)、有村國俊氏(公認、現1)、東近江市日野・愛荘町は小寺裕雄氏(公認、現2)、甲賀市は家森茂樹氏(公認、現5)、富田博明氏(公認、現1)となっている。
第一次発表に名前がなかった現職は、米原市の赤堀義次氏(4期)、辻村克氏(5)、長浜市の青木甚浩氏(1)、東近江市の宇賀武氏(3)、愛知郡の宇野太佳司氏(1)、野洲市の吉田清一氏(5)、湖南市の生田邦夫氏(2)―の七人。
この理由として、例えば赤堀、辻村両氏では米原市が定数1になる問題が絡むなど、それぞれの地域事情があると見られるが、宇賀氏については今季限りで勇退する。後継者には元県議会事務局長で、現在は大岡敏孝衆院議員秘書の加藤誠一氏が内定している。
【民主党】
民主党県連は二十五日、第二次の公認推薦を発表した。県議会会派の民主党・県民ネット現職のみの公認で、大津市の柴田智恵美氏(2)、成田政隆氏(2)、彦根市の江畑弥八郎氏(2)、中沢啓子氏(4)、栗東市の九里学氏(2)、草津市の山本正氏(1)の六人。
すでに同県連では第一次公認として、長浜市の大橋通伸氏(現1)、近江八幡市の今江政彦氏(現2)、新人では甲賀市の西川勝彦氏(現3)に替わって、田中松太郎氏を決めており、これらを含めると公認は現職八人、新人一人の計九人となる。
現職で勇退するのは、西川氏、守山市の大井豊氏(3)、湖南市の谷康彦氏(3)。下馬評では、大井氏の後任に下村勲・守山市議や小川泰江・同市議、谷氏の後任には塚本茂樹・湖南市議や赤祖父裕美・同市議らが上っている。 なお、去就について東近江市の山田実氏(現3)は、熟慮中だ。







