新刊「人間力が介護の現場を変える!」
介護のプロになるための秘訣紹介
◇全県
暮らしに役立つ法律を紹介する本紙連載「知っておきたい生活の知識」を執筆中の社会保険労務士(社労士)、竺正人さん(64)=大津市=ら介護に関心のある全国の社労士二十九人でつくるCB―TAG(介護経営総合研究所)人財開発チームは、新刊「人間力が介護の現場を変える!~介護のプロになるための秘訣~」を同友館(東京都)から出版した。
介護の人材育成というと技術に偏りがちだが、利用者の身体をケアする能力・スキルだけでなく、利用者に幸せになってもらうには、心をケアする介護職員の「人間力」も重要だ。
このほど出版された新刊「人間力」は、CB―TAGの社労士らが実施している人材研修をまとめたもので、思いやりの「こころ」(人間性)を、「形」(表情・態度・所作・行動)で表現する「人間力」向上へのヒントを紹介している。
執筆者の一人、竺さんは「介護の仕事をしている人は、自分たちがお世話をしている人たちは、自分たち以上に心がデリケートであることを強く認識してほしい。新刊の中には、パニック症候群で苦しんでいた女性が知人に『がんばってよね』と声をかけられて、傷ついた話を載せている。『がんばってね』は『がんばりが足りない』と相手を否定し、『もっとがんばれ』と相手に求める言葉と受け取られても仕方ない。『がんばってるね』だと、たった一字の違いで相手を認める言葉になり、心の反応が異なってくる。介護の現場だけでなく、他の業種、暮らしにも通じるので、多くの人にぜひ読んでほしい」と、PRしている。
本体価格千五百円。購入は最寄りの書店で。







