10%以上が1割にとどまる 帝国データバンク調べ
◇全県
滋賀県では女性従業員の割合が全国より高いものの、管理職への登用は全国より進んでいない―そんな現状が民間調査会社の帝国データバンクの調査(図参照)でわかった。
この調査は7月17日~31日まで、女性登用に対する企業の見解について、県内企業187社を対象に実施したもので、有効回答企業数は106社(回答率56.7%)だった。
それによれば自社の従業員に占める女性の割合を尋ねたところ、「30%以上」と回答した企業は25.5%だった。また、「10%未満」(19.8%)、と「0%(全員男性)」(1.9%)を合わせると、女性従業員の割合が10%に満たない企業は21.7%にとどまり、三割を超えた全国(30.8%)や近畿(28.7%)の数字を大きく下回り、滋賀県における女性就業率の高さを裏付ける結果となった。
他方、自社の管理職(課長相当職以上)に占める女性の割合では「0%(全員男性)」が56.6%、「10%未満」の31.1%と合わせると、女性管理職が10%に満たない企業は87.7%に達し、女性の管理職が10%を超える企業は10.3%にとどまった。全国(15.8%)や近畿(14.5%)を下回り、滋賀県では、女性従業員の割合は全国より高いものの、管理職への登用が進んでない結果となった。
自社の役員(社長を含む)に占める女性の割合では、「0%(全員男性)」が74.5%となった。さらに、「10%未満」の8.5%と合わせると、女性役員が10%に満たない企業は83.0%と8割を超える。
滋賀県は全国と比較して製造業や建設業など男性が活躍しやすい業種の比率が高く、女性登用が進みにくいことがうかがえる。







