谷畑湖南市長が三日月知事に要望
◇湖南
要望活動で県庁を訪れた谷畑英吾・湖南市長は、県立石部高校(湖南市)「福祉 健康コース」の充実に向けて、市内で障がい者福祉の先進的な取り組みを担っている施設や人材と連携した「学びの場」づくりを三日月大造知事に求めた。
同校が立地する湖南市は、「障がい者福祉の父」と呼ばれる故・糸賀一雄氏らが運営した近江学園をはじめ、先駆的な取り組みを行っている施設や、人材が集まる。
このため要望で谷畑市長は「全国的に著名な人やパイオニアが市内に多く、その思いを受け止め、全国に広げられる教育をお願いしたい」と、地域の特性を生かすよう要望した。
具体的な内容は、障がい関係の団体・法人と連携し、そのメンバーや担当者を講師とする授業で単位取得を可能にすることで、糸賀氏の思想を学んだ生徒に「(仮称)糸賀一雄認定福祉士」の取得を促し、全国の現場に糸賀思想に基づく障がい者福祉を広げる、というもの。
同校の「福祉 健康コース」は昨年度、少子化による生徒数の減少や、障がい者福祉に力を入れる湖南市の意向を受けて、普通科内に設置され、現在、一年生百二十人のうち三十四人、二年生百二十人のうち三十五人が選択する。
同コースは二年生後期で、福祉と介護、発達と保育を学ぶ「福祉ライフ系」、スポーツと健康を学ぶ「健康スポーツ系」に分かれ、三年生から施設実習で実践的に学ぶ内容となっている。
県教育委員会学校教育課は「幅広い福祉に対応できる人材育成のため、、地元で活躍する方に講師をお願いして、より充実を図りたい」としている。








