「戦争と大津―激動の時代と子どもたち」
◇大津
大津市歴史博物館(大津市)は三十一日まで、企画展「戦争と大津―激動の時代と子どもたち」を開催している。戦前から戦後を生きた子どもたちに焦点を当て、学校での教育や子どもたちの生活がどのように変わっていったのか、残された資料や写真など約百五十点によって明らかにするもの。
展示の柱である「戦時下の子どもたち」では、日米親善の架け橋にしようと、アメリカから昭和二年、国内各地の小学校へ寄贈された「青い目の人形」のうち、戦中の敵国人形として廃棄処分を免れた貴重な人形(日野小学校など県内四校の四体)を展示する。
また、「ススメススメヘイタイススメ」と記載された尋常科用小学国語読本、楠木正成・正行桜井の別れを描いた屏風、戦時教育紙芝居「進め一億火の玉父さん」、兵隊人形など、戦時体制下の小学校教育を紹介する。
もう一つの柱である、敗戦から一転した「戦後の学校教育」では、戦意を鼓舞する記述を墨で塗りつぶした初等科国語教科書、ユニセフ給食資料、実験学校研究集禄を展示する。一般四百円、高大三百円、小中生無料。
このほか、同館では三十一日まで、ミニ企画展「戦争と大津―銃後の市民生活」が開かれている。
内容は、国民精神総動員運動で製作された絵葉書、空襲に備えた防毒マスクと薬剤缶、出征兵士へ贈った千人針など約五十点。一般二百七十円、高大二百円、小中生百三十円。企画展観覧券購入者は無料。
問い合わせは同館(TEL077―521―2100)へ。







