太湖・洞庭湖と琵琶湖比較
◇草津
県立琵琶湖博物館(草津市)は十一月二十四日まで、企画展示「魚米之郷(ぎょまいのさと)―太湖・洞庭湖と琵琶湖の水辺の暮らし―」を開催している。
今回の企画展示では、世界の稲作起源地でもある中国・長江流域の太湖・洞庭湖に焦点をあて、そこで行われている水稲耕作や淡水漁労および水環境を対象にして、琵琶湖と比較しながら湖とともに生きる人々の生活・生業を紹介。
主な展示物は、(1)琵琶湖の名所として知られる近江八景のもととなった洞庭湖の瀟湘八景図巻(しょうしょうはっけいずかん)=十七世紀=と近江八景の江戸時代錦絵(にしきえ)=十九世紀=の比較(2)太湖・洞庭湖において、今も船で生活しながら漁業を行う人々が住む家船の実物大復元模型(3)中国の長江・太湖・洞庭湖などの水環境と人々の多彩な暮らしを撮影した美しい風景写真展示(4)中国のおもちゃコーナーや、チャイナドレス(キョンシー服)着用コーナー、古典的な中国衣装絵の顔出しパネルでの写真撮影、人が入れる巨大なコイタツベ(魚とりのわな)の体験―など。
同博物館では「この展示が、東アジアにおける湖沼環境の保全を生活・生業面から考える方策・ヒントとなれば幸いです」と話している。
観覧料金は、小・中学生百円(団体八十円)、高・大学生百六十円(百二十円)、一般二百円(百六十円)。ただし常設展示観覧料金とは別料金。






