琵琶博でトピック展示
◇草津
県立琵琶湖博物館(草津市)は八月三日まで、水族展示室で天然記念物「アユモドキ」の稚魚のトピック展示を開催している。
今回の水族トピック展示では、国指定の天然記念物「アユモドキ」の稚魚を紹介している。
展示の魚は、今年の五月に人工授精により繁殖したうちの、全長二センチ程度に成長した三十尾。
アユモドキはドジョウの仲間で、全長十五センチほどになる。河川やそれにつながる水路などに生息し、日中は岩陰などに隠れており、曇天の昼間や夜間などに行動する。産卵期は六~七月で、田植えのすんだ水田などに入り込んで産卵。最近では、農地の改良工事がすすみ、水路から侵入することのできる田んぼが減少したため、生息数が著しく減少している。
現在では、琵琶湖淀川水系と岡山県内の限られた河川にのみ生息し、環境省のレッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)では絶滅危倶IA類、滋賀県のレッドリスト(滋賀県で大切にすべき野生生物)では絶滅危惧種とされている。
このトピック展示は、常設展示の観覧料で見れる。







