現場から写真と位置情報を投稿
◇大津
自治体がインターネットの投稿サイトを活用して街の問題解決を図る手法が注目を浴びる中、大津市でも、外郭団体である同市公園緑地協会が、住民の声を公園管理に反映しようと、インターネットや動画、写真を大きな画面で利用できる「スマートフォン」を活用した実験を始めている。
同協会は、二年前からフェイスブックを設けているが、協会からの一方通行になりがちだった。また、電話で通報を受けても、正確な状況や場所を把握しづらかった。
そこで、大阪市内のソフト開発業者に委託して開発されたのが、スマートフォンのアプリケーションソフト「公園note(ノート)」だ。
投稿の対象者は、公園に隣接する自治会を想定している。例えば、自治会が遊具の故障や落書きなどを見つけた場合、IDを入力してサーバーに接続し、現場から写真や文字を投稿する。位置情報は、衛星利用測位システム(GPS)によって正確に把握できる。協会は投稿を受けて対応し、あわせて対応前後の写真、作業内容を入力する。
サーバーに集約された管理情報は、閲覧できるほか、効率的な公園管理にも役立てたいとしている。
実証実験は今のところ、職員のみで行っているが、八月下旬から、市内五か所程度の公園を選定し、隣接する自治会に投稿の協力を求め、課題を洗い出した上、今年度中に本格的な運用を目指す。
拾井道夫理事長は「職員には気づかない点を、市民に指摘してもらうことで、利用者本位の公園づくりに役立てたい」と期待している。








