佐川美術館
◇守山
子どもたちの永遠のヒーロー「ウルトラマン」の人気の秘密を、送り手である制作側の情熱と、受け手である子どもを取り巻く文化の両面から探る特別展「ウルトラマン創世記展~ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ~」が、佐川美術館(守山市)で開かれている。六月十五日まで。
映画からテレビへ娯楽の中心が移ろうとする中、特撮の神様と呼ばれた円谷英二と若い脚本家、監督、特撮スタッフ、芸術家が集い、昭和四十一年、ウルトラマンを誕生させ、半世紀にわたってその映像は多くの人々の心を捉え続けている。
一方、この頃から子どもを対象にした雑誌やおもちゃなど産業が隆盛を極め始め、商業デザインの世界で、ウルトラマンは多くの若手画家の活躍の場となった。そして子どもたちは、雑誌やおもちゃを通じて想像の世界を広げ、永遠のヒーローを心の中に刻んだ。
同展では、▽ウルトラ伝説の始まり▽光の国を創った人々▽ウルトラ兄弟の誕生▽ぼくらのヒーロー―に分けて、実際に使用された衣装や小道具、台本、怪獣のデッサン、ソフビ人形、プラモデルの箱絵原画など、懐かしい品々を展示する。
入館は一般千円、高大生六百円、中学生以下無料。なお、関連イベントでは <1>対談&サイン会=二十日午前十一時・午後二時半、黒部進氏(ウルトラマン「ハヤタ隊員」)、桜井浩子氏(<2>講演会「特殊美術」=五月十日午後一時、池谷仙克氏(日本映画、テレビ美術監督協会会員)。







