一進一退の滋賀レイクスターズ
◇東近江
bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)2013―2014シーズンも残り十試合(ホーム六試合、アウェイ四試合)。プレーオフ(東西地区各上位六チームで戦う優勝決定トーナメント)進出また初戦ホーム開催に向け、勝ち星を積み上げたい地元・滋賀レイクスターズは十五、十六日の二日間、滋賀県立体育館で西地区九位のバンビシャス奈良と対戦し、一勝一敗だった。
初日の十五日、昨シーズンまで滋賀に在籍した本多純平選手を擁する奈良は「能力の高い滋賀のチームだからこそ、四つに組む前に(ディフェンスで)当たって崩そう」(遠山向人ヘッドコーチ)という共通理解のもと、全コートを使う激しい守りで滋賀を苦しめた。
ボール運びに四苦八苦する場面も見られたが、シェルトン・コルウェル選手が「チームとして団結して戦うことができて良かった」と振り返るように、第三クオーターに溝口秀人選手の三点シュートで逆転すると、チームディフェンスからこつこつと得点を重ねる滋賀の流れへ。果敢な攻めの姿勢を貫いたブランドン・フィールズ選手が二十一得点をあげる活躍を見せ、セカンドチャンスであるオフェンスリバウンドも制し、84対78で逃げ切って勝利した。
翌十六日は、前日にクリス・ベッチャーヘッドコーチが「チームとしての戦い方を認識し、チームとして解決する能力がついてきた」と評していたのとは裏腹に、攻守とも一体感を欠き、88対103の大敗。
試合後、駆け付けたブースター(ファンの呼称)約二千人に、横江豊選手は「情けない試合をしてしまった。まだ、シーズンは終わっていないので力を貸してほしい」と語り掛けた。
現在、滋賀の順位は西地区四位で、プレーオフ初戦をホームで開催できるギリギリの位置。五位のライジング福岡とはゲーム差一で四月末に直接対決が控えており、今週末にアウェイで戦う三位の京都ハンナリーズや四月五、六日に迎え撃つ二位の浜松・東三河フェニックス戦と、上位チームとの対戦が続く。一試合一試合の重要度が増す中、「ボールを全員で分かち合い、チームで戦い抜く」原点回帰で、滋賀はプレーオフの先にある頂点を目指す。
(櫻井順子)








