民芸通じ宗悦の美学に迫る チケット読者プレゼント
◇大津
「柳宗悦―暮らしへの眼差し―」が十月十二日から十一月二十四日まで、県立近代美術館(大津市)で開催される。
宗教哲学者・美学者であった柳宗悦(明治三十二年~昭和三十六年)は大正時代末ごろ、暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を見出す民芸運動を提唱した。
民衆的工芸品の研究が進んでおらず、美術的評価も定まっていなかった当時、宗悦は各地を渡り歩いて調査・収集し、中には「美術というよりも、むしろ工芸」といって高く評価した大津絵もあった。
同展は、宗悦開設の日本民藝館(東京・駒場)に収蔵される収集品を中心に展示、公開するともに、館長を務め工業デザイナーとしても活躍した子息、宗理(大正四年~平成二十三年)の作品も公開する。
一般九百五十円、高大生六百五十円、小中生四百五十円。月曜休館。問い合わせは同館(TEL077―543―2111)へ。
なお、関連事業は次の通り。
▽講演会(十月二十日)=白土慎太郎・日本民藝館学芸員「大津絵と柳宗悦」。
▽座談会「用の美をめぐる座談会」(十一月十六日)=石川泰史・成安造形大学准教授、石川亮・同大学非常勤講師。
▽日曜美術鑑賞会(十一月十日)=高梨純次・同美術館学芸員。企画展の作品解説。
▽たいけんびじゅつかん「日曜雑器をつくろう―八幡瓦の技法でものづくり体験―」(十月十九日)=石川亮・同大学非常勤講師。
▽たいけんびじゅつかん「大津絵キャラに大変身―かぶり物をつくって撮影会をしよう」(十一月九日)=宇野君平・同大学非常勤講師(アーティスト)。
たいけん美術館については事前申し込みが必要。
なお、滋賀報知新聞社は同展の入場券を抽選でペア三組にプレゼントする。希望者ははがきに住所、氏名、本紙への批評を記入し、十月二日までに〒520―0044大津市京町5―23、滋賀報知新聞社大津本社「柳宗悦展 チケットプレゼント係」へ。









