天然記念物「アユモドキ」幼魚展示
◇草津
県立琵琶湖博物館(草津市)は九月一日まで、水槽において、国の天然記念物であるアユモドキの幼魚を展示している。
アユモドキは、琵琶湖淀川水系と岡山県内の限られた河川にだけ生息するドジョウの仲間。全長十五センチほどになる魚で、河川や水路などに生息し、主に夜間に行動する。産卵期は六~七月で、田植えの済んだ水田などに入り込んで産卵する。しかし、農地の圃場整備などにより、水路から侵入できる水田が減ってしまったため、生息数が著しく減少。
県内では、一九八〇年代に捕獲された記録があるが、それ以降は見つかっていない。同種は国の天然記念物に指定されており、環境省のレッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)では絶滅危惧IA類、県のレッドリスト(滋賀県で大切にすべき野生生物)では絶滅危倶種に指定されている。
今回展示している魚は、今年の六月に繁殖した約百八十尾のうち、全長一~二センチに成長した二十尾。







